<走馬灯の逆廻しエッセイ> 第22話 「2019年、夏の思い出」

投稿者 古市 泰宏

甲子園・高校野球によせて

楽しみにしていた2019年の夏の甲子園・高校野球が終わった。決勝戦では、大阪・履正社高校の選手達が、石川・星稜高校の奥川投手の剛速球をを打ち込んで優勝の栄冠を得た。記憶に残る素晴らしい試合だった。

私は、高校野球ファンだ。ただ、どれでもよいわけではなく、夏の甲子園での高校野球が好きなのであり、地方予選が始まるころから、全国の高校の試合結果を新聞でフォローしている。だから、筆者の場合ーーー甲子園球場だけではなくーーー夏の高校野球は、結構長い。ーーーとはいうものの、実際に甲子園へ足を運んだのは、60年も昔に一人で見に行ったのと、30年ほど前に小学生の息子を連れて見に行っただけの、たった2回だけなのである。どうして、こうなったのであろうか。

米国での10年間ほどの研究から帰国して、ーーー趣味というほどではないがーーーいつの間にか、夏の甲子園に出場してきそうな有名高校の練習グランドを訪ね、練習風景を見ることを好むようになってきた。訪ねた時の、記憶やエピソードが脳裏にのこるので、テレビでの「夏の甲子園の観戦が」豊かで、楽しくなるのである。学会や、仕事の出張帰りや、講演会へ呼ばれた後に、出かけた出先で、「今度、夏の甲子園へ行けそうな高校は何処ですか」と土地の人に尋ねると、必ず、ハッキリした答えがーーーA高です、B高ですとーーー返ってくる。筆者も、最初から、狙って出かける訳ではなく、出かけた仕事の帰りに、時間があれば、チョット寄って見るという程度のことであり、大抵は平日の夕方である。でも、運がいいと、選手たちが内外野のノックを受けている情景を見ることが出来たり、バッティング練習をしているところを見ることが出来る。訪ねる高校は、大抵は、有名・強豪校だから、甲子園出場の経験があり、練習グランドの周囲には、記念碑があったり、植樹があったりするので、その辺りを散策する。記念碑は、その学校により様々だ。だいぶ前に訪ねた千葉の銚子商高のグランド横には、立派な、全国優勝記念館が建てられていた。地元の人達や同窓会には、よほど嬉しかったのであろう。この夏、優勝を逃した石川の星稜高校を、以前、訪ねた時は印象的だった。バックネットの後ろにゴジラ松井選手が出た時の(ベスト4?だったか)石碑があり、選手全員の名前が刻んであった。星稜のグランドは小高い丘の上にあり、そこへ上がっていく道中の200mほどの坂道には、50mほどの間隔でユニフォーム姿の部員が一人ずつ立っていて、通りすぎる頃、帽子をとって「ありがとうございます」と大きな声で挨拶してくれるのが、驚きだったが、とても勇壮で、気持ちが良かったーーー星稜では、今もやっているだろうか。

広島商の10本目の記念ピラー

広島大・原爆医学研究所からの帰りに、広島駅へ来た時、ふと思いついてタクシーを拾い「広島商の練習グランドへ」と告げた。聞くと、距離は結構ありそうだったが、とんぼ返りで広島駅へ戻れば、東京へ戻る新幹線に乗れそうだった。

筆者:「グランドと練習風景をチョット見ればいいんだ。練習場の近くで、車を停めて待っててくれないか」

運転手:「いいですよ。わかりました。私も広商ファンですが、一緒に行ってもいいでしょうか?グランドも、練習風景も見たことがないんです」

筆者:「いいですよ。一緒に見ましょう」

広島だから、タクシーの運転手も、当然、広島商ファンだ。表門に着いた。

運転手:「お客さん、何処へ停めましょう」

筆者:「グランドにできるだけ近いところまで、行ってください」

車が、玄関前をすぎて校舎の裏側へ向かった時、表門の右側の藪のなかに、不思議なものがあるのに気が付いた。

筆者:「ああ、運転手さん、チョット止めて。あれ、何だろう」

何本もの、1.5mほどの高さの、10cm角の、金色の柱 (ピラー) が1~2mの間隔で立っていたのである。車を降りて、運転手と一緒に近くへ寄って見ると、金色の柱は全部で9本あった。柱には、広島商・野球部が全国制覇した年と、大会名が書いてあった。全てが夏の甲子園というわけではなく、春の選抜や国体での全国優勝が混ざっているが、これは凄いデータとみた。多くの他の高校では、出場しただけでも、記念碑や植樹が行われる中での、全国優勝記念ポールが9本もある。左端に、もう一本、何も記載のない白い柱が建っていた。うーん。

筆者:「ここへも書き入れるように、ーーー頑張れということかな」

運転手:「こんなに優勝していたなんて、地元にいても、知らんかったな (感心の面持ち)」ーーー話しながら、車へ戻り、グランド近くへさらに車を進めた。

野球場はーーー意外だった。野球グランドというより運動場と形容した方がよいように思えたほどで、他の運動部の選手達が混在していて、女性選手たちが走り廻るのが見えたが、こんな光景は他の野球グランドでは見られないものなので、驚いた。たとえば、それ以前に訪れた、茨城の常総学院では、本校の運動場以外に、大きな野球場が二つもあり、一軍用の本球場にはピッチングマシーンが複数台並んでいて、立派な設備が整っている。放課後、専用のスクールバスが、本校から選手を運んでくるなど、後援会の後押しもあって、至れり尽くせりになっているのが、野球部に力を入れる私立学校では普通なのである。

運転手:「県立高校だから仕方がないんよ。それに、広商は、最近は女子学生の高校になってしもうたけん、選手が集まらんとよ。」

練習が終わり、選手たちが整然と並んで挨拶しているのを横目で見ながら、我々は、広島駅へ戻ったのだが、タクシー代は4000円を超えていた。タクシー運転手は、「他県のお客さんに、地元の良いものを見せてもらい、嬉しかったです」と、この広島商への道づれを、とても喜んでくれた。

それから、16~7年たって、今年は、2019年・夏の甲子園を迎え、ようやく広島商が、地方予選を勝ち抜いて甲子園へ登場した。筆者は、入場式で広島商の選手たちが行進してくるのをテレビで見ながら、嬉しくて、思わず涙ぐんでしまった、ーーー筆者は、案外、この涙と感激のために、事前の練習場訪問をやっているのかな、と、ふと思う。

残念ながら、広島商は初戦で岡山学芸館高に終盤の逆転で敗れてしまった。しかし、選手はよく鍛錬されていて、広商らしい、期待どおりのいい試合運びだったのだが、今年は運に恵まれなかった。来年には、あるいはまた、その次の夏にも、地方予選を勝ち抜いて戻ってきて欲しい。出来れば甲子園で優勝し、10本目の柱をゴールドに塗り替えてくれることを期待したい。今年は、たまさか、かもしれないが、当たりが多く、星稜や広島商以外にも、筆者が訪ねた練習グランドからの出場が数校あって、最後まで楽しませてもらった。どのチームへも「ああ、あのグラウンドで、猛練習して、ミーティングして、甲子園まで来たんだ」という、苦労と努力への称賛は、何物にも代えがたく、惜しまない。           

一方、筆者は、研究室の探訪も好きだ。日本でも、アメリカでも、カナダでも、ヨーロッパでも、多くのラボを見せてもらってきた。そこから、出てくる、発明・発見を、発表論文で知る時には、「ああ、あそこの、あの部屋のベンチからでたデータかな」と、思いを馳せることが出来た時には格別に嬉しく、データも忘れることがない。

あとがき

21話の、発明・発見のエピソードを配信してから、22話について稿を進めていたのだが、ふと、「良い仕事の裏にある、背景を探ったり紹介するというような作業とーーー似たようなことをーーー嗜好として、やっていること」に、フト気が付いた。それが、高校野球の練習グランドを実地探訪して、「夏の甲子園で待つ」という、気の長い、趣味のようなものである。親しい友人達と酒を酌み交わすときに「こんなことがあったよ」と話す事柄でもあるが、変わった趣味として、読者にも気楽に読んでもらえたらと思っている。

話題は広い。北海道から沖縄まで、あちこち、見てきたので、エピソードも多い。ある時は、プロ野球のスカウトと間違えられたことさえもあったのだが、そんな愉快なことも、許されれば、医科学の発明・発見の紹介の間に、箸休めとして、時折、紹介したく思っている。

 第一回  第二回  第三回  第四回  第五回  第六回  第七回  第八回  第九回  第十回  第十一回  第十二回  第十三回  第十四回  第十五回  第十六回  第十七回 |  第十八回 |  第十九回  第二十回  第二十一回  第二十二回 


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