2024年4月に開催された評議会で、新会長に廣瀬哲郎氏が選出され、廣瀬哲郎氏を会長とする新体制が発足しました。
大阪大学の廣瀬と申します。第13期会長に就任しました。RNA研究の魅力は、その柔軟性と多様性、そして混沌の中からの予期せぬ基盤的な発見が期待できることだと考えています。一方で、RNAは現在、新たな創薬の手法や標的として、確固たる地位を築きつつあります。日本RNA学会は、こうした周囲の潮流を積極的に取り入れつつも、RNAならではの魅力を見逃さぬように、さらなる発展を目指してまいります。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。
2024年5月
日本RNA学会会長 廣瀬哲郎
日本RNA学会では本年から学生会員を対象に日本RNA学会年会参加への旅費支援を行うことになりました。
年会の参加を予定されている (特に遠方からの)学生会員の方、是非応募をご検討ください!
本年は5万円/件 x 10件程度を想定しております。
応募締め切り: 日本RNA学会年会 発表演題登録の締め切りに準じます。
審査結果の発表: 5月下旬から6月上旬を目処にemailでお伝えします。
応募対象: 本年の日本RNA学会年会の発表演題登録が済んでいる日本RNA学会学生会員。PIの方にご連絡をする場合がありますので、応募の旨をPIにお伝えください。
応募される方は、以下の応募要領を確認の上、応募フォームから申請してください。
応募フォーム: https://forms.gle/VU7YfvNzQpYtdWwq8
第25回年会ウェブサイトを公開いたしました。右のバナーもリンクになっています→
参加登録の受付と演題登録の受付も開始します。発表演題要旨のテンプレート兼見本は、現在でもダウンロードしていただけます。
第25回日本RNA学会年会 年会長・程久美子(東京大学)
前回この原稿を書かせていただいたのは2021年であり、2年半ほどが経ってしまった。この間に、コロナが猛威をふるっていたが、この原稿を書くきっかけとなったmRNAワクチンのおかげもあってか何とか終息しつつあるように思える(実際はまだまだ広まっているのかもしれないが)。しかしそれよりも何よりも、その間に二人の偉大な先達を失ってしまった。キャップ構造発見者のお一人である古市泰宏先生と、私の指導教員でもある志村令郎先生である。怠けていたわけではないが、日々の教育・研究にかまけているうちに、お二人に読んでいただく機会がなくなってしまった。残念極まりない。もっとも、志村先生に読んでいただいた場合、「そんなことも考えてなかったのか!」とお叱りを受けそうである。編集幹事も甲斐田さんから小宮さんに代わられたが、小宮さんにも執筆をご快諾いただいた。もともと私の経験談(失敗談)を若い方達に聞いてもらうという趣旨だったので、気を取り直して書こうと思う。
医療法人徳洲会 徳洲会野崎病院附属研究所 メディカル感染システム研究部では、
●独立研究員(助教相当)、主任研究員(講師・准教授相当)計1名、
●テクニシャン計1名を募集中です!
東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻の大学院入試説明会をオンラインで行います。
http://www.bs.s.u-tokyo.ac.jp/admission/1.html
SCARDAのワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)では、感染症ワクチン開発の研究委託事業を実施しています。今後、さらに幅広い分野からの提案を募集したく、本年3月上旬に相談窓口を開設しました。
詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.amed.go.jp/news/program/20240301.html