学会からのお知らせ

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会報 最新号より

  • <走馬灯の逆廻しエッセイ> 第28話「コロナウイルスへのメッセンジャーRNAワクチン」

    3月に新型コロナウイルスに関するエッセイ第25話を配信した折、「感染を避けながら、経済と医療体制をキープし、重症化患者数を少なく抑えながら,ワクチンができるのを待つしかない」と書いた。それから9か月、ようやく、そのワクチンができたようである。ワクチンにはいろんなタイプのものがあるが、この項で紹介するのは、これまでになかったタイプのワクチンで、メッセンジャーRNAワクチン (mRNAワクチン) という。私もそうだが、RNA研究者の読者には、力強く、響くワクチンではなかろうか。厚労省では、米国のFDAが最近承認したファイザー社とモデルナ社の「mRNAワクチン」数千万人分の購入を予約したとのことであるので、明春からは投与を受けることができるようであり、大いに期待している。老生はこのほど、ついに80歳の大台に達したので、医療現場の医師・看護士の皆さんに続き、高齢者の優先的待遇で、投与してもらえそうなので、楽しみにしている。

  • mRNAワクチン:新型コロナウイルス感染を抑える切り札となるか?

    最近、ニュースなどで新型コロナウイルスのワクチンとして、mRNAワクチンという言葉をよく目にする。このワクチンについて、最近何人かの医療関係者から質問をいただいた。RNA 学会でも多くの方が、このワクチンに興味と不安を持っていると思う。そこでワクチンの解説について鈴木さんと甲斐田さんに連絡をとったところ、了承を得ることができた。今回の話は偶然にも古市先生のエッセイと一部重複しているが、それぞれ異なる視点からのものであるので、2つの話を読んで総合的にmRNAワクチンを理解していただければと思う。

  • 危機管理としてのRNA基礎研究

    東日本大震災直前に仙台に移動した際に、業者の方から「大きな地震が近いうちに来るので、機器は固定した方がいいですよ」とアドバイスされた。当時、地震が来るということを実感できず、全機器を固定するには至らなかった。その結果、強烈な揺れにより、機器が転倒・破損し、居室の机の下に避難する事態となった。来るべき危機を想定して普段から周到に準備しておくことは、最も有効な対応策であることは自明である。あと数か月で東日本大震災から10年目の節目となる。あの日をもう一度思い出し、日常に流され後回しになりがちな災害対策を、今一度検討する機会としたい。

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公募情報等

  • 熊本大学発生医学研究所・教授候補者または准教授(独立准教授)候補者の公募

    熊本大学発生医学研究所では、教授候補者または准教授(*独立准教授)候補者の公募を行います。とくに、器官・臓器の発生と再建について医学的背景を有した独創的な研究を展開し、発生医学研究所教員等との共同研究や研究交流を積極的に進めることのできる方の応募を歓迎いたします。

    2021年2月19日(金)
  • Postdoctoral position to study miRNAs and alternative polyadenylation Eric Lai Lab, Sloan Kettering Institute, NYC, USA

    A postdoctoral position is available to study mechanisms and biology of post-transcriptional regulation. Some current topics of particular interest in the lab include (1) dysregulation of miRNA biogenesis in cancer and (2) tissue-specific alternative polyadenylation.

    2021年2月15日(月)
  • Postdoctoral Research on Genome-Wide tRNA Epigenetic Biology

    米国Thomas Jefferson大学のYa-Ming Hou教授がポスドクを募集しています。RNA研究に興味と経験のある方なら誰でも応募してほしいということです。Hou博士は明るく温かいお人柄で、日本人のポスドクも何人もいたことがあるので、働きやすいと思います。Thomas Jefferson 大学は、フィラデルフィアの中心部(自由の鐘のすぐそば)にあり、住むのには安全で便利な場所です。より詳しく聞きたい方は、直接Hou教授にご連絡されるか(ya-ming.hou[at]jefferson.edu)、私(東京都立大学理学部生命科学科准教授 安藤香奈絵(k_ando[at]tmu.ac.jp)まで。

    A postdoctoral position is available with Professor Ya-Ming Hou at Thomas Jefferson University, Philadelphia, USA. We explore tRNA epigenetic changes and how these changes control gene expression at the codon level and in response to cellular stress at the new frontier of molecular biology and the central dogma. We use a synthetic biology approach with CRISPR-edited genomes and CRISPRi approaches to determine how changes in tRNA epigenetic biology impact cell fitness in human health and disease. We provide an intellectually stimulating environment and encourage global networking.

    2021年1月26日(火)
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