<走馬灯の逆廻しエッセイ> 第10話 「40年ぶりのReunion」

古市 泰宏

南オーストラリア、アデレード

昔、1974~75年ごろ、米国ロシュ分子生物学研究所で、一緒にmRNAキャッピングの仕事をした4人の研究者が、今年10月に、夫婦づれで南オーストラリアのアデレードという古い町に集まり、1軒の家を借りて久しぶりの邂逅(Reunionと呼ぼう)を楽しんだ。日本からは私と家内、アメリカからはNuss夫妻(ドナルドとクリスタ)、オーストラリアのメルボルンからAbraham夫妻(ゴードンとアルテア)、シドニーから幹事役のBoth夫妻(ジェリーとキャロル)の合計4組8人だ。幸い、どの組も離婚しなかったから、昔からの知り合いで、お互いに子供達の名前も憶えている。そんな4組だ。

アデレード飛行場の荷物受取場で、全員が落ち合ったが、すぐにお互いが判った。そして、かわるがわるに熱くハグをした。私自身は、個別に、男性陣とは1~2度会っているが、家内などは、ほんとうに40年ぶりの再会だった。最近は、ネット交信があり、フェイスブックで互いに写真を見ているから、全く遠い人ではないが、ハグで相手を抱いていると一挙に40年も昔へ、タイムスリップするから不思議だ。そして、この8人で3日間を、4ベッドルームの家で、自炊しながら暮らし、語り合った(写真1)。4組の夫婦の中では老生夫婦が最年長だったので、それを理由に、マスターベッドルームを主張して我々が使った。古い家だったが、バスルームも二つあるので、快適に過ごすことができた。

語りつくせぬ思い出

40年前、ジェリーと私のボスはAaron Shatkinだったが、彼は3年前に亡くなっていて、もういない。ドナルドとゴードンは隣のラボのポスドクだったが、Shatkinを中心に大きな家族のようなグループになっていたので親しくしていた。クリスタは、一時期Shatkinの秘書をしていたこともあって、いうなれば、このグループのReunionは、先生が亡くなった後の小学校の同級会に似た雰囲気がある。朝食と夕食はこの家の台所で手わけして作る。最初の夕食は、やはり地元料理のラムチョップだ。この土地の赤ワインとよく合っておいしかった。昼は、2台のレンタカーに分乗し、ピクニックに出かけた。

40年以上も年月を過ぎると、話題は多いので、Reunionも3日間ほども時間がなければ、話はつくせない、―――その昔に失敗した実験のこと、家族のこと、友人たちのこと、孫のこと、持病のこと、トランプ大統領への不満など、思い出や話題はいくらでも出てきて尽きることがない(写真2-①)。私達は、いうなれば、若い時の戦友である。命をかけて闘ったわけではないが、将来をかけて、発明と発見を目指して、日夜、一生懸命実験した仲間だ。Nature誌やCellなどへの採択も数報あったろうか、良い論文もたくさん書いた。そして論文が採択されると、トップネーム著者のアパートでパーティーを開いて祝いあったりしたものだ。

友人のルーツを探るピクニック

このReunionは、ジェリーとキャロルが育って、出会ったオーストラリアの故郷の町を、友人たちに見せたいというところから始まっている。そんなことで、昼間はピクニックにでかけ、二人が出会ったアデレード大学の構内の小道、ジェリーの育った故郷の田舎町、生家(もう他人の家になっていた)、お使いに行った町の肉屋(昔と変わらぬ店舗だったので、夕食の食材を買って帰った)などなど、へドライブしてルーツを確認した。幸い、天気も良かった。ドイツから、200年ほど前に、この地にやって来たジェリーの祖先が眠るBoth一族の墓地も皆で探訪した(野原の藪の中にあった)。その昔、ジェリーとキャロルが、我々に話して聞かせてくれた故郷の町と、彼らのルーツがこれでよく分かった。家では、朝食と夕食を作ったり、皿洗いも手分けして、まかなったが(写真2-②)、昼食は、海辺の鮮魚レストランへ行ったり、ワインで有名なBarossa Valleyのワイナリーのビュッへで楽しんだ(写真2-③、④)。そんなことで、あっというまに3日間が過ぎてしまった。

このように昔の仲間と過ごした3日間は、ことのほか快適で意義深いものであったので、健康に気を付け、また2年後にはどこかで、やろうということになった。Nuss夫婦の別荘があるフロリダが、次の最有力候補であるが、その次は日本であろうか。私には別荘はないので、五箇山の古民家あたりを借りてやってはどうだろうかと、考えているところであるが、ーーーまず、4年後に、皆が元気でいることを願うばかりである。 

このエッセイを読まれる多くの若い方は、研究者ではなかろうかと想定している。研究者は、私もそうだが、大抵は、貧しい。そして、研究稼業は、大学であれ企業であれ、地道で、根気のいる稼業である。ただ、夢を見ることはできる。論文や主張の記録は残る。友人との(ときにはライバルとも)コミニケーションを欠かさなければ、老境に入っても、貧しくても、健康であれば、こんな国際的なReunionを、先々に、楽しめる稼業であることをお伝えしておきたい。さて、このエッセイでは、毎号、RNA関連の発見に絞ってエピソードを紹介して来ているが、折角だから、10月のReunionにあつまった友人たちの発見についても紹介しておこう。

Cap-olignucleotideスカベンジャーdecapitase DcpSの発見

ドナルドとはキャップオリゴを壊すDecapitase DcpSを発見し、1975年にCell誌、1977にJBCに発表した(論文7071)。彼は隣のラボの米国人ポスドクだったが、若い研究者の交流が盛んな研究所だったので、土日には、ソフトボールなどをやって一緒に楽しんだ。ドナルドは生粋のアメリカ人だが、ドイツ人Koch博士の研究室で、ポリオウイルスの研究をやっていた。彼は、私の隣のベンチでタンパク合成の研究をやっていたジェリー(第5話に登場)からキャップのタンパク合成における重要性を聞いていたので、ソフトボールの帰りのビールを飲んでいる時、私に色々聞いてきた。キャップがタンパク合成に必要であれば、キャップを持っている壊れた小RNAは,タンパク合成を調節するかもしれない。ならば、それを調節するための、キャップを壊すスカベンジャーDecapitaseがあるに違いないということで、共同研究をはじめた。ソフトボールの後は、話題は米国の風習などサイエンス以外のことが多いので、耳を傾けているばかりではあったが、サイエンスや実験のこととなると話は違う。

パブのペーパータオルに鉛筆で絵をかきながら、二人で実験計画を練り、共同研究がはじまった。その結果、そのようなデキャピターゼ酵素DcpSが見つかって、Cell誌に発表した70。この酵素は、残念ながら、長いmRNAのキャップは壊さないが、小さなRNAについているキャップを効率よく壊すことができた。レオウイルスなどの転写では、短い脱落転写物(キャップオリゴ)がたくさんできるが(文献72)、そのような邪魔なCapオリゴを掃除するための酵素かも知れない。その後、ドナルドは、メリーランド大学の教授として植物に感染するカビの研究で有名になり、NIHのグラントが切れたところで、今年ついに72歳で引退した。しかし、中国人教え子へのアドバイスなどもあって、今回のReunionは、中国の荒廃したサトウキビ畑を視察した後、講演旅行を終えてから参加している。

VSVの不思議な転写初期反応の発見

ゴードンはインド人Banerjee博士のポスドクで、VSV(ウシ水疱性口内炎ウイルス)のin vitro転写反応のメカニズムを調べていたが、筆者がReovirus で発見したCappingメカニズムと違うメカニズムを見出していた。VSVは、長い一本のマイナス鎖RNA遺伝子とRNAポリメラーゼ(含キャッピング活性)を持ち、モノネガウイルスとも言われ、RNAポリメラーゼ(Lタンパク)は、試験間内では5種類のキャップを持つmRNAを作る。ゴードンが詳細にしらべると、5種類のmRNAが作られる前に、5′末端にpppAを持つ47-merの、小さなRNAが出来ていることを見つけ、ゴードンはこれにLeader RNAという名前を付けた。同時に、VSVのmRNA合成やCappingは他のウイルスと全く違うことがわかった。VSVの5種類のmRNAは、m7GpppAm—を共通に持つが、レオウイルスや宿主細胞のメカニズムと違い、GpppAm-RNAが最初にできる。それに加えて、GpppAmの前にできるGpppA-RNAのでき方も、通常のEnz-pGとppN-RNAをつかうキャッピングではなく、L-pA-RNAへppGが付加して、pA-RNAをGpppA-RNAへとグアニジル化する反応であり、VSVに特徴的な反応と思われた。

これは、筆者が提唱していたレオウイルスや宿主細胞で起こるメカニズムとは異なる、一本鎖(-)RNAウイルスに特異的な反応であるらしい。この現象を、ゴードンはCellとNature誌へ投稿して発表した。そして、彼はそのあと故郷のオーストラリアへ戻っていったが、我々との絆は切れていなかった。ただ、彼のVSV分子メカニズムは解明されることなく、謎のままで、30数年が過ぎた。しかし、この謎は、2010年、野本明男さんの研究室出身でBanerjee博士の研究室(米国Cleveland Clinic)へ留学した荻野朝朗博士(現Case Western Reserve 大)によって解かれることになる73。長く続いた謎が、日本人によって、しかも野本さんの弟子によって解かれたことは、筆者には、誠に嬉しいことであり、親しい友人でもあるBanerjeeへエールをおくりたい。また、この発見については別の機会に紹介したいが、インフルエンザウイルスのCap-snatching反応をターゲットとして抗インフル薬が生まれる最近の創薬事情からすれば、VSVに見られるこのキャッピング反応をターゲットとする抗ウイルス剤の創薬も大いに期待される。

ゴードンとは別の記憶もある。40年前のある日、ゴードンと筆者が二人でいた時、彼はコッソリ思いがけない質問をした「日本人はオーストラリア人を恨んで(resentして)いないか?」との問いのである。「え!、Why? 何故?」と私は答えた。「俺たちは、先の大戦で日本と戦ったが、ひどくやっつけたので、日本人はオーストラリア人を恨んでいるのではないかと、実は心配している。お前はどうだ」とのことである。その時の、私の答えは恥ずかしい。「え?日本は米国とは戦ったが、オーストラリアとも戦ったのかい?」。実は、そうだったのである。北のDarwinや南のSydney港を日本海軍に攻撃されて、オーストラリアも大戦に参戦したのである。日本軍の参謀も、馬鹿なことをしたものである。Reunionでは、この時の会話を二人とも憶えていて笑った。

奥さんのアルテアも印象深い。昔、夫の論文がNature誌にアクセプトになった時、お祝いに大きなチーズケーキを作り、夫に持たせて、グループの研究集会へ届けてきた。「そんなこともあったわね」という昔話なのだが―――、それを憶えている人、いない人、―――とりとめもない会話ではあるが、これが結構楽しく、夜遅くまで語り合った。忘れずにコメントするが、―――アルテアはそんな気配りができる素晴らしい女性で、Reunionの料理も彼女が仕切っていた。

Cap-dependent Translation

Wheat germ(小麦胚芽抽出液)のタンパク合成系を何処からか仕入れてきて、最初に、レオウイルスのCap-mRNAがキャップレスのmRNAより格段に良く蛋白質を作るという衝撃的な結果を出したのはジェリーだった。先に第5話で書いたが、ボスのShatkinがメチル化された(つまりCapを持った)mRNAのタンパク合成能は“変わりなし”と間違った結論の論文を出していたのだが、ジェリーのデータは文句のつけようもなく、その結果をもとに、論文をNature誌へ発表した74。その辺の、矛盾というか、違いを突っ込まれると「左手で、反時計回りに、小麦胚芽をすり潰したから、活性が強かったからさ」などとジョークで問題を躱した話などきわどい話も出た。ちなみに彼は左利きだ。その後、オーストラリアCSIROという日本の理化学研究所のような国立研究所で、遺伝子工学などでタンパクの生産を目指したりしていたが最近、停年になり「悠々自適」の生活に入っている。

 

あとがき 

今年春、第9話(PCRの発見)を終えてから、パソコンが壊れ、買い替えたものの使い勝手が悪かったり、書きたい話題はあるものの体調がよくなかったり、あるいは、老生に久しぶりの学会発表(RNA学会富山大会、日本がん学会)の機会があったりして、このエッセイを書く余裕が失われていたのだが、このオーストラリアでの旧友達とのReunionの話をキッカケに復活するつもりでいる。乞うご期待。

 


写真1: 40年ぶりに集まった、1970代のRNA研究者

      左から、筆者、ジェリー、ゴードン、ドナルド

写真2―①~④:グループスナップ写真

① :左から時計回りに、ゴードン、ドナルド、キャロル、クリスタ、アルテア、イクコ、筆者
② :クッキング中
③ :Adelaideの市政宣言アーチ型記念樹にて記念写真
④ :グループ写真(ワイナリービュッフェにて)

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