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2023年09月08日 (金)

Inclusiveな学会

カテゴリ:2023年9月 第47号

投稿者:編集幹事

日本RNA学会が設立されたのは1999年。今年で24歳。ちょうど修士から博士課程の学生さんが生まれた頃、本学会が設立されたことになります。24歳といえば人間でいえば大学を卒業してまさにこれから広い世界へと羽ばたいていく年頃。一般論として学会の健康寿命がイヌ並みなのかヒト並みなのかカメ並みなのかというものはあまり意識したことはありませんが、RNA学会はまだまだ若い、大きな可能性を秘めた学会であるというのは多くの会員の皆様の共通認識なのではないかと思います。
2023年06月28日 (水)

The 28th annual meeting of the RNA Society (RNA2023) 体験記

カテゴリ:2023年9月 第47号

投稿者:壇辻さやか (株式会社イクスフォレストセラピューティクス)

株式会社イクスフォレストセラピューティクス研究員の壇辻さやかと申します。今回ご支援いただき、国際学会に参加しポスター発表をする貴重な機会を得ることができました。大変感謝しております。学会の様子やシンガポールでの滞在について報告致します。
2023年06月28日 (水)

RNA 2023への参加レポート

カテゴリ:2023年9月 第47号

投稿者:高桑 央 (大阪大学生命機能研究科)

大阪大学大学院生命機能研究科および北海道大学大学院医学院に所属しております博士課程4年の高桑央と申します。この度、日本RNA学会による国際会議参加費支援に採択をいただき、2023年5月から6月にかけてシンガポールで開催されたRNA 2023に参加させていただきましたので、そのご報告をさせていただきます。
2023年04月11日 (火)

RNAフロンティアミーティングの報告記

カテゴリ:2023年9月 第47号

投稿者:盛藤舞 (東京大学理学系研究科)

 東京大学大学院理学系研究科 博士課程1年の盛藤舞と申します。塩見美喜子先生の研究室でトランスポゾンの転移が遺伝子発現に及ぼす影響の研究をしています。昨年10月に開催されたRNAフロンティアミーティング2022に参加させていただきました。
2022年12月10日 (土)

女性研究者エッセイ(2) 六倍体柿をモデルとした「植物の揺らぐ性別」の進化に魅せられて

カテゴリ:2023年9月 第47号

投稿者:増田佳苗 (UCDavis Genome Center)

UCDavis Genome Centerにてポスドクをしている増田佳苗です。現在、学振CPDの制度を利用させていただき、東京大学農学生命科学研究科に所属すると共に、Visiting ResearcherとしてアメリカUCDavisにて研究を行っています。今回は、博士課程時代のテーマである「六倍体柿の柔軟な性決定システム」についてご紹介します。皆さん、一度は食べたことがあると思うのですがオレンジ色の甘い果物です。少し地味なイメージがある柿ですが、その花は白く、意外と可愛い形をしています。
2023年01月05日 (木)

ありがとうRNA学会

カテゴリ:2023年9月 第47号

投稿者:岩崎由香 (理化学研究所生命医科学研究センター)

あけましておめでとうございます、岩崎由香です。このたびは、第12期評議員へ選出いただき感謝申し上げます。微力ではありますが、日本RNA学会を通してみなさまの研究ライフをより充実させるお手伝いができればと考えています。評議員のなかでは比較的若手であり、年会でもフラフラしているので、若手の会員のみなさまも含め、RNA学会についてご意見等ありましたらぜひお気軽に声をかけてみてください!
2023年01月05日 (木)

学会と博士の可能性

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:中川 真一 (日本RNA学会会長)

2023年が始まりました。今年はどのような年になるのでしょう。昨年は社会情勢的には新型コロナウイルス感染症の終わりなき流行、ロシアによるウクライナへの侵略と、なにかと辛い出来事が続きました。一方、明けない夜はない、という言葉どおり、研究者をとりまく環境としては、対面年会の復活、国際的な交流の再開と、明るい話題もありました。より一層の飛躍の年になってほしいと、願うばかりです。
2022年11月21日 (月)

海外の学会で、感染してしまったら

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:小宮 怜奈 (沖縄科学技術大学院大学)

今年度、編集幹事を務めておりますOISTの小宮怜奈と申します。編集よりも執筆の方が好きでして、下記の情報がこれから海外の国際学会に参加する研究者のお力になればと思い執筆しました。
2022年10月15日 (土)

Prof. Robin Reed追悼文

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:増田誠司(近畿大学農学部)

Robin Reedが2022年7月23日に65歳で亡くなった。私は、2001年7月から2年3ヶ月の間、アメリカのボストンにあるハーバードメディカルスクールのRobin Reed研にポスドクとして在籍した。とても貴重でドキドキした期間について、感謝と共に追悼したい。
2022年11月22日 (火)

女性研究者エッセイ(1) 「TDP-43 as a guardian of the embryo genome」

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:李典 (慶應義塾大学部医学部分子生物学教室)

慶應義塾大学部医学部分子生物学教室に所属している博士課程4年の李典と申します。今回は、私の研究内容を紹介していきたいと思います。 私の博士課程の研究テーマはとびまわるDNA配列、L1(またはLINE-1)に関するものです。L1は「コピーアンドペースト」方式でゲノム中に自分自身のコピーを自律的に増やしていく性質を持つ転移因子の一種であり、ヒトゲノムの約17%を占めています。ヒトでは進化的に若く、いまだに転移能を持つL1が数十から百コピーほど、マウスではその数は三千コピーほど存在すると推測されています。