2023年04月11日 (火)

RNAフロンティアミーティングの報告記

カテゴリ:新着記事(New!)

投稿者:盛藤舞 (東京大学理学系研究科)

 東京大学大学院理学系研究科 博士課程1年の盛藤舞と申します。塩見美喜子先生の研究室でトランスポゾンの転移が遺伝子発現に及ぼす影響の研究をしています。昨年10月に開催されたRNAフロンティアミーティング2022に参加させていただきました。
2022年12月10日 (土)

女性研究者エッセイ(2) 六倍体柿をモデルとした「植物の揺らぐ性別」の進化に魅せられて

カテゴリ:新着記事(New!)

投稿者:増田佳苗 (UCDavis Genome Center)

UCDavis Genome Centerにてポスドクをしている増田佳苗です。現在、学振CPDの制度を利用させていただき、東京大学農学生命科学研究科に所属すると共に、Visiting ResearcherとしてアメリカUCDavisにて研究を行っています。今回は、博士課程時代のテーマである「六倍体柿の柔軟な性決定システム」についてご紹介します。皆さん、一度は食べたことがあると思うのですがオレンジ色の甘い果物です。少し地味なイメージがある柿ですが、その花は白く、意外と可愛い形をしています。
2023年01月05日 (木)

ありがとうRNA学会

カテゴリ:新着記事(New!)

投稿者:岩崎由香 (理化学研究所生命医科学研究センター)

あけましておめでとうございます、岩崎由香です。このたびは、第12期評議員へ選出いただき感謝申し上げます。微力ではありますが、日本RNA学会を通してみなさまの研究ライフをより充実させるお手伝いができればと考えています。評議員のなかでは比較的若手であり、年会でもフラフラしているので、若手の会員のみなさまも含め、RNA学会についてご意見等ありましたらぜひお気軽に声をかけてみてください!
2023年01月05日 (木)

学会と博士の可能性

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:中川 真一 (日本RNA学会会長)

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2023年が始まりました。今年はどのような年になるのでしょう。昨年は社会情勢的には新型コロナウイルス感染症の終わりなき流行、ロシアによるウクライナへの侵略と、なにかと辛い出来事が続きました。一方、明けない夜はない、という言葉どおり、研究者をとりまく環境としては、対面年会の復活、国際的な交流の再開と、明るい話題もありました。より一層の飛躍の年になってほしいと、願うばかりです。
2022年11月21日 (月)

海外の学会で、感染してしまったら

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:小宮 怜奈 (沖縄科学技術大学院大学)

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今年度、編集幹事を務めておりますOISTの小宮怜奈と申します。編集よりも執筆の方が好きでして、下記の情報がこれから海外の国際学会に参加する研究者のお力になればと思い執筆しました。
2022年10月15日 (土)

Prof. Robin Reed追悼文

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:増田誠司(近畿大学農学部)

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Robin Reedが2022年7月23日に65歳で亡くなった。私は、2001年7月から2年3ヶ月の間、アメリカのボストンにあるハーバードメディカルスクールのRobin Reed研にポスドクとして在籍した。とても貴重でドキドキした期間について、感謝と共に追悼したい。
2022年11月22日 (火)

女性研究者エッセイ(1) 「TDP-43 as a guardian of the embryo genome」

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:李典 (慶應義塾大学部医学部分子生物学教室)

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慶應義塾大学部医学部分子生物学教室に所属している博士課程4年の李典と申します。今回は、私の研究内容を紹介していきたいと思います。 私の博士課程の研究テーマはとびまわるDNA配列、L1(またはLINE-1)に関するものです。L1は「コピーアンドペースト」方式でゲノム中に自分自身のコピーを自律的に増やしていく性質を持つ転移因子の一種であり、ヒトゲノムの約17%を占めています。ヒトでは進化的に若く、いまだに転移能を持つL1が数十から百コピーほど、マウスではその数は三千コピーほど存在すると推測されています。
2022年11月30日 (水)

<走馬灯の逆廻しエッセイ> 第36話「キャップ発見のころの追憶」

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:古市 泰宏

“五木ひろし”となったと思われる歌手の卵との夜行列車での出会い 26話でも簡単に触れたが、記憶に強く残った情景なので、もう少し詳しくお話ししたい。1970年、3月6日の夜、私は大阪発の東京行きの急行列車に乗っていた。列車は、ほどほどに混んでいたが、私には席があった。列車が京都を出てからしばらくたって、固い木製の背もたれに疲れた私は、デッキへタバコを吸いに出かけた。
2022年12月01日 (木)

<走馬灯の逆廻しエッセイ> 第35話「病気の恩師を励ますシンポジュームin New York」

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:古市 泰宏

“どうやってキャップを発見したの?”――と、よく尋ねられたので、そのプロセスを記録した「Viral and Cellular mRNA Capping: Past and Prospects135を、かって上司だったアーロン(Aaron J. Shatkin)と作った。
2022年12月01日 (木)

古市泰宏先生のエッセイリンクのまとめ

カテゴリ:2023年1月 第46号

投稿者:日本RNA学会

古市泰宏先生の体験談を綴られた「走馬灯の逆廻しエッセイ」第1話から第36話までのリンクをまとめました。