日時:2015年7月15日(水)12:40~14:10
場所:ホテルライフォート札幌 4階 小宴会場「グラーベ」
出席者(50音順、敬称略)
評議員:井上邦夫、影山裕二、片岡直行、塩見春彦、塩見美喜子(会長・集会幹事)、泊幸秀、中川真一、堀弘幸、吉久徹
幹事等:岩崎由香(国際化担当)、北畠真(編集幹事)、黒柳秀人(庶務幹事)、杉浦麗子(2014年度会計幹事)、廣瀬哲郎(集会幹事)、宮川さとみ(男女共同参画担当)、矢野真人(2015年度会計幹事)
オブザーバー:鈴木勉(会計監査・RNA2016 Organizer)
欠席者(50音順、敬称略)
大野睦人(評議員・副議長)
事前配布資料
1. 最新の会員数、2. JAJRNA2014旅費支援一覧、3. 2014年度決算案、4. 2015年度予算案、5. 第17回総会議事次第案、6. 過去の総会の議長・副議長一覧
【議事】
1.開会の挨拶
塩見美喜子会長が開会の挨拶を行った
2.活動報告
各担当者から次の報告があった。
- 7月13日現在の会員数(名誉会員2名、一般会員405名、学生会員141名、今年度賛助会費支払い済み賛助会員5団体)について、資料1に基づき黒柳庶務幹事から報告した。
- 独立行政法人大学評価・学位授与機構長から推薦の依頼があった国立大学教育研究評価委員会専門委員及び機関別認証評価委員会専門委員の候補者について、本人の了解を得て一般正会員6名を会長から推薦したことを黒柳庶務幹事から報告した。
- 独立行政法人日本学術振興会理事長から推薦の依頼があった第12回日本学術振興会賞受賞候補者について、被推薦者の募集を行い選考委員会による選考を経て一般正会員1名を会長から推薦した経緯が、吉久選考委員長から報告された。
- 独立行政法人日本学術振興会理事長から推薦の依頼があった第6回日本学術振興会育志賞候補者について、候補者の募集を行い選考委員会による選考を経て学生正会員1名を会長から推薦した経緯が、中川選考委員長から報告された。
- 文部科学省研究振興局長から推薦の依頼があった平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰【科学技術賞】と【若手科学者賞】の受賞候補者について、候補者の募集を行ったが前年に引き続き応募がなかったため本学会からの推薦はなしと文部科学省に報告予定であることを黒柳庶務幹事から報告した。
- 本学会とRNA Network of Australasiaの共催により2014年11月2日〜5日にシドニーのThe University of Technologyで開かれたJAJRNA2014の開催状況について、泊評議員から報告があった。その参加・発表支援事業として行われた学生会員10名に対する旅費の補助について、資料2に基づき黒柳庶務幹事から報告した。
- 前年度から制度化した本学会の会員が主体となって運営する学術集会への協賛・後援について、剣持直哉会員(宮崎大学)から申請のあった第3回リボソームミーティング(2015年3月17日~18日、宮崎市)に対して評議員会での審議を経て協賛金5万円を拠出して協賛したことを、黒柳庶務幹事から報告した。
- 会報の発行状況について、ウェブサイトコンテンツ化が順調に進んでいることが北畠編集幹事から報告された。
各種賞の受賞候補者への会員からの応募が毎回それほど多くないことに対する対策が協議され、現在行っている自薦に加えて役員等による他薦も選考委員会での選考の対象とする方向で今後の推薦依頼に対応することとなった。
会報記事のウェブサイトコンテンツ化に伴い会報を定期的に発行する必要性の有無が議論されたが、学会が定期的に刊行する出版物の件数が各種調査の対象となっていることから、当面は定期的に記事等を1つのPDFファイルにまとめて会報とし、ダウンロード可能な形でウェブサイトに掲載する方針が確認された。
3.2014年度収支決算案の決定
2014年度の収支決算案および会計監査報告について、資料3に基づき杉浦2014年度会計幹事から説明があった。協議の結果、収支決算案が原案のとおり承認された。
4.2015年度年会報告
2015年度の第17回日本RNA学会年会の開催状況について、各種企画、最新の参加者数などが廣瀬集会幹事から報告された。また、WDB株式会社の協賛によりランチョンセミナーとなった男女共同参画企画~ワークライフバランス~について、宮川男女共同参画担当から概要が報告された。
5.2016年度年会の準備状況の報告
2016年度の第18回日本RNA学会年会(21st Annual Meeting of the RNA Societyと合同)について、2016年6月28日(火)~7月2日(土)の日程で国立京都国際会館(京都市)を会場として開催する予定で順調に準備が進んでいることが、Organizerの塩見集会幹事と鈴木会計監査から報告された。塩見会長・集会幹事から役員等に対して協賛企業の勧誘について協力の要請があった。
6.2017年度年会の開催地の決定と年会長(集会幹事予定者)の選出
2017年度の第19回日本RNA学会年会について、複数の都道府県を候補地として年会長候補者に事前に打診して会場候補地と日程を検討した結果として、富山県を開催地とすることが塩見会長から提案された。協議の結果、井川善也会員、広瀬豊会員、甲斐田大輔会員(いずれも富山大学)を世話人とし、2017年7月19日(水)~21日(金)の日程で富山県で開催することが承認された。また、次期は井川会員に第19回年会担当の集会幹事を委嘱する予定とすることが了承された。
7.ウェブサイトの運用について
2015年3月から運用を開始した新ウェブサイトについて、年度会費等の支払いを含めて大きな問題もなく運用されていること、年度会費等の支払いは約7割がクレジットカードで約3割が銀行振込であること、銀行振込の会員ステイタスへの反映と退会の手続きを会員担当に委託する契約を結んでいることを、黒柳庶務幹事から報告した。
現状でウェブサイトの表示にかなり時間がかかることに対する懸念が出席者から示され、何らかの対応が可能かウェブクリエーターと協議することとなった。【補足】後日技術サポート担当の泊評議員がウェブクリエーターと協議してホスティング会社に新たなツールを実装してもらった結果、表示速度が実質的に改善された。
8.2015年度収支予算案の決定
2015年度収支予算案について、資料4に基づいて矢野2015年度会計幹事から説明があった。協議の結果、今後の年会の準備金に不足が生じた場合に迅速かつ弾力的に対応できるよう予備費を大幅に増額する修正をした上で、収支予算案が承認された。
入会金と年度会費の比率、学生会員と一般会員の年度会費の差額、年度会費と年会参加費の比率、年会参加費における会員の優遇措置について、2016年度の合同年会後まで変更はしないものの、適正な金額設定について今後も議論していくことを確認した。
9.金融機関の口座と印鑑の管理について
事務局契約の満了と会計幹事の交代に伴う金融機関の口座と印鑑の管理について、次のように整理された。
- クバプロから引き継いだ口座と杉浦2014年度会計幹事が管理していた口座が整理され、現時点では会長名義の三井住友銀行口座とPayPal口座に集約されていることが、黒柳庶務幹事と杉浦2014年度会計幹事から説明された。
- 三井住友銀行口座について、代表者は塩見会長、住所は事務局の所在地であること、ネットバンキングの権限管理者は正が黒柳庶務幹事、副が矢野会計幹事であること、ネットバンキングの利用者として出金の権限があるのは矢野会計幹事のみ、出入金記録の閲覧権限があるのは黒柳庶務幹事と会員管理担当であることが報告され、了承された。通帳については矢野会計幹事が保管し、届出印鑑は担当支店が所属機関の近くにある黒柳庶務幹事が保管することが了承された。
- PayPal口座ついて、代表者は塩見会長、管理者は黒柳庶務幹事、住所は事務局の所在地であること、会員の支払いに関するトラブルには技術サポート担当の泊評議員と黒柳庶務幹事が対応し、銀行口座への引き出しは矢野会計幹事が行っていることが報告され、了承された。
- 学会の印鑑について、現状では会長印を会長が、事務局印を庶務幹事が保管していることが報告され、了承された。
10.第17回総会の議案の決定
第17回総会の議案について、資料5のうち役員会での他の決定事項の報告を省略したものとすることが細則第3条に基づき会長から提案され、承認された。総会の委任状について、送信締切日の7月12日までに36通が届き、いずれも議長への委任だったことを黒柳庶務幹事から報告した。
11.総会の議長・副議長候補者の選出
第17回総会の議長の候補者として中村輝会員(熊本大学)を、副議長の候補者として冨川千恵会員(愛媛大学)を執行部から推薦することが塩見会長から資料6を参照して提案され、了承された。