25回目を迎える日本RNA学会年会は、東京大学 安田講堂にて、2024年6月26日(水)~28日(金)に開催されます。
ご挨拶
第25回日本RNA学会年会を2024年6月26日(水)から28日(金)に、東京都文京区の東京大学構内「安田講堂」にて開催いたします。東京での開催は、第2回年会 (中村義一、伊藤耕一 年会長)、第12回年会 (鈴木勉 年会長)、第21回年会 (富田耕造 年会長)につづき、4回目、4年ぶりとなります。
新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンは、パンデミックをのりきるためになくてはならない存在として一気に世界中に普及し、”RNA”は世間一般に広く知られる存在となりました。それに伴い、基礎研究への関心や重要性がますます高まっているだけでなく、応用的な価値についても未知の可能性が秘められていることが認知されてきました。
本年度の年会では、従来からの主要な研究領域である転写・翻訳、RNA構造やNon-coding RNAの作用機序などに加えて、RNAが重要な役割を担うことが明らかとなってきたウイルス・免疫や修飾などに関わる基礎研究、さらにはRNAが関連する疾患・生理機能や核酸医薬品としての可能性などについて、幅広い分野からの研究発表を予定しています。
さらには、国内外から著名な研究者をお招きし、mRNAワクチンをはじめとするRNAに関わる最新のトピックスを講演していただきます。
はじめてRNA学会に参加する研究者や学生の皆さんにも十分楽しんでいただける内容を準備しておりますので、参加して積極的に議論に加わっていただければ幸いです。また、学生の優れた発表を対象としたベストプレゼンテーション賞も予定しておりますので、奮ってご参加ください。
多くの皆様のご参加を年会事務局一同、心よりお待ちしております。