Fujii laboratoryは2020年12月よりUniversity of Florida, Department of Molecular Genetics & Microbiology, Center for NeuroGeneticsにて開設したばかりの新しい研究室です。熱意があり、新しいことに挑戦する気概のある博士研究員(ポスドク)を募集します。

当研究室では固体発生、及び老化の過程における遺伝子発現制御、特に最終ステップである翻訳段階での制御に注目しています。翻訳制御を『量』と『質』の両方の観点から統合的に理解することを目指し、翻訳のエラーをモニターするシステムの構築から生物学的意義、疾患への影響まで幅広くin vivoのマウスモデルを用いて明らかにしていきます。

研究室のあるCenter for NeuroGeneticsはRepeat Associated Non-AUG (RAN) translationを発見したDr. Laura RanumやDreyfuss研の最初のポスドクであるDr. Maurice Swansonの研究室など、神経変性疾患におけるRNAの影響を解き明かしてきた研究室があります。研究室間での垣根も低く共同研究や情報交換が活発に行われており、様々なことが自由に学べる留学に適した環境です。

海外学振、HFSP、その他フェローシップのアプリケーションも全面的にサポートします。興味のある方は藤井(このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。)までご連絡ください。

[当研究室で学べる技術]

  • Ribosomeの生化学、分子生物学的手法、それらをin vivoマウスモデルへ応用する技術
  • Illumina sequence, Nanopore sequence, Mass spectrometryを用いた網羅的解析
  • リボソームを扱い、翻訳段階を自由に操る技術

[当研究室で特に求めている人材]

一つもしくは複数持っている方を望みます。

  • 「やって見るまで分からない」という心構えで困難や新たなことに挑戦できる人材
  • 次世代シークエンサーを用いた新たなアプリケーションの構築に挑戦したい人材
  • マウスの固体発生もしくは脳の神経疾患を翻訳段階に注目して紐解きたい人材

参考資料

インタビュー記事 Exploring the mysteries of the ribosome with Dr. Kotaro Fujii
https://spark.adobe.com/page/VtBrN4LiPBkKl/

RNA学会報でアメリカでの経験を記事にさせて頂きました
https://www.rnaj.org/newsletters/item/880-fujii-1

研究室ホームページ:
https://neurogenetics.med.ufl.edu/faculty/kotaro-fujii-phd/

連絡先: 藤井 耕太郎
Kotaro Fujii, Ph.D.
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添付ファイル: Postdoc recruitment HE.pdf

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