食品の安全、食品衛生、食品の機能、食品媒介の感染症・疾患、生活環境衛生に関する研究論文を公募
副賞賞金100万円を贈呈 平成28年6月末日締切
今年度の重点課題は、「食品の安全」「食品衛生」「食品の機能」「食品媒介の感染症・疾患」「生活環境衛生」に関わる研究です。
食品の安全 たとえば、食品媒介微生物、残留化学物質、天然有毒・有害物質、食品添加物、食物アレルギー、器具・容器包装などに関する調査研究やこれらの分析法の開発、食品中の放射能汚染など、食品の安全に関わるもの など。
食品の機能 たとえば、食品の機能性成分に関する研究や、これらの分析方法の開発 など。
生活環境衛生 たとえば、シックハウス、アスベストやダニ、カビなど室内環境、大気汚染、ビル衛生、飲料水の安全性、水と感染症の問題 など。
* 対 象:日本を拠点に活動する個人の研究者または研究グループ
* 応募書類:所定の応募・推薦用紙、受賞候補者略歴、業績一覧、原著論文
* 応募期間:平成28年4月1日より6月30日(消印有効)
* 副 賞:賞金100万円
※ 原則として最近の業績を評価対象とします。業績とは、この5年間に関連学会で発表された原著論文とします。
※ 遠山椿吉賞選考委員会において論文を選考の上、1件を採択し、10月に発表します。授賞式および記念講演、レセプションは、平成29年2月7日(火)に開催の予定。
※ 優秀な研究成果をあげており、これからの可能性が期待できる50歳未満の応募者(年齢は応募時点)に対し、研究の更なる発展を奨励することを目的として、山田和江賞を設け、顕彰します。副賞:賞金50万円。山田和江賞の受賞は将来の遠山椿吉賞の応募・受賞を妨げるものではありません。
詳しくは、一般財団法人東京顕微鏡院ホームページhttp://www.kenko-kenbi.or.jp/をご覧ください。
本賞の趣旨:
日本の公衆衛生において、人びとの危険を除き、命を守るために、先駆的かつグローバルな視点で、地道に社会への貢献を追求する研究者(個人および研究グループ)を顕彰する賞と位置づけています。創業者生誕150年を記念し、平成20年に創設。
遠山椿吉とは:
遠山椿吉は、明治時代に、日本で初めて臨床検査の民間専門機関「東京顕微鏡院」を創立し、人々のいのちを守るため公衆衛生に力を尽くした細菌学者・医学博士。初代東京市衛生試験所所長を兼任し、東京に安全な水道水の供給を実現して伝染病予防に努め、予防医療を提唱し健康診査や衛生指導を実施しました。
臨床検査、飲料水等の検査、顕微鏡技術者養成、顕微鏡検定、学会誌発行などを展開するとともに、市民に対する啓発活動に努めました。
明治41年ロベルト・コッホ博士来日の折は、コッホ博士、北里柴三郎博士を招いて「生花の会」を催し、共にひと時を過ごしています。
お問い合わせ先:
一般財団法人東京顕微鏡院 公益事業室
担当:水戸、三橋(みつはし)
TEL:03-5210-6651
メール:
ホームページ:
http://www.kenko-kenbi.or.jp/
http://www.genkiplaza.or.jp/