学会からのお知らせ

  • 第17回日本学術振興会賞 受賞候補者募集のお知らせ

    標記の顕彰事業について、受賞候補者の推薦の依頼が独立行政法人日本学術振興会理事長から日本RNA学会の会長宛てにありましたのでお知らせします。つきましては、日本RNA学会会長からの推薦を希望される一般正会員の方は、受賞候補者推薦要項を熟読の上、下記により応募書類の提出をお願いします。
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    締め切り 2020年3月16日(月)

    2020年2月03日(月)
  • 第10回日本学術振興会育志賞 受賞のお知らせ

    日本RNA学会会長 鈴木 勉

    第10回(令和元年度)日本学術振興会 育志賞の公募があり、本学会より下記の通り候補者1名を公募・推薦いたしました。育志賞選考委員会による選考の結果、候補者の受賞が決定いたしましたのでご報告いたします。

    2020年1月28日(火)
  • 【公告】第11期評議員選挙の実施について

    第11期評議員選挙管理委員会

    日本RNA学会第11期評議員選挙を、会則第11条および細則第7条にしたがって下記の選挙要項のとおり実施しますのでご案内します。日本RNA学会では投票を学会ウェブサイトの専用ページにてオンラインで行っておりますので、以下の注意事項をよくご確認ください。会員のみなさまのご協力をお願いします。

    2020年1月06日(月)
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公募情報等

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会報 最新号より

  • RNAと生命の起源

    RNAと言えば、セントラルドグマの中心的な役割を担い、また遺伝子発現の様々な過程を制御する因子としての役割に注目しがちですが、生命の起源を担ったかもしれないという、もう一つの側面を忘れてはいけません。RNAはタンパク質に負けず劣らず、複雑な構造をとり、様々な分子を認識する能力を兼ね備え、さらにはリボザイムとして酵素の働きも担います。40億年前の太古の地球において、RNAが生命誕生の鍵を握るという考え方が、RNAワールド仮説です (Gilbert, 1986)。この学会にはRNAワールド仮説の信者が大勢いることでしょう。私もその一人です。証明できないことをサイエンスとしてアプローチするのはなかなか難しいので、普段、RNAと生命の起源について、思いを馳せる機会はあまり多くありません。

  • 学生と国際会議に行く、あるいは、自分が嫌なことを人に強要しない

    思い返せば、大学院の学生の頃には、セントラルドグマとかRNAポリメラーゼなどという単語に、人知れぬ愛着を感じていた。学位を取得した後にも、職業として分子生物学分野にはいたが、上記の問題を直接に扱うことはなかった。そこで、期限付きだった前職が終了に近づいた1999年に、自身に将来の研究を問うた結果として、次の職場 (2001年から慶應義塾大学先端生命科学研究所) ではRNAのことを真正面からやろうと、まず、国際RNA学会 (RNA Society) に入会し、その名も「RNA」という雑誌を定期的に購読することになった。RNA Societyの年会に参加するのは2002年の米国ウイスコンシンからである。その後、現在まで、2005年のカナダを除き、すべての年会に参加した。RNA 2004の年会の頃に、いずれRNA 2009とかが開催され、それにも参加しているのだろうかと思ったことがあったが、気がつくと今年のポーランドはRNA 2019であった。考えてみると、本当に何も知らなかったRNAの研究分野に関して、その知識の半分はこの年会で、後の半分は実験などから学んだと思える。年会の要旨集は20冊近くが手元にあるが、読み返すことはなくとも、捨てるに捨てられない (図)。

  • <走馬灯の逆廻しエッセイ> 第20話 「大河ドラマ・ゲノムコード解読の人たち」<Takanami, Kaji, Nirenberg, Leder, Khorana, Nishimura>

    発明・発見の糸口というのは思わぬところから得られることが多い。細い糸の流れは、次々に合流し、大きな流れに育ち、新しい概念の発見に至るということになるのであり、ゲノムコードの解読は、まさにそれだった。1961年の「ニーレンバーグとマテイのポリU/フェニールアラニン実験」以来UUUとPheの関係がわかりーーーそのほか、PNPaseの逆反応で作られるPolyAや PolyCを使ってーーーリジン (Lys/AAA) やプロリン (Pro/CCC) などのコードを予想するデータはあったが、それでも限界があり、障壁にぶつかっていた。そんな時、キッカケを作ったのは、日本からの論文、転移RNA (tRNA) とリボソーム (Ribosome) の結合実験だった。

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