実験医学2016年12月号特集「coding RNAルネッサンス」

実験医学2016年12月号特集「coding RNAルネッサンス」

RNA暗号を読み、スプライシング機構を知り、疾患治療に迫る!

高等真核生物では,核ゲノムにコードされるタンパク質遺伝子のほとんどがイントロンによって分断化されている.そのため,mRNA 前駆体からイントロンを除去し,エクソン同士をつなぎ合わせるスプライシングは,遺伝子発現に必須な過程である.ヒトゲノムプロジェクトの完了に伴い,遺伝子発現の多様性におけるスプライシングの重要性が再確認されている.また同時に,スプライシングに異常をきたした場合,ヒトでは疾患として 現れる場合が数多く知られてきた.本特集では,遺伝子の数以上に多様なタンパク質を作るための基本原理「スプライシング」にスポットを当てている.どうやって離れたスプライス部位が認識されているのか? 切り出されたイントロンはどうなるのか? 教科書の常識を超えた,パズルのような基礎メカニズムに加えて,先駆け審査で現在治験が進行中の筋ジストロフィー治療薬などのホットな臨床の話題も押さえた内容となっている.

  • 編者 片岡直行、前田明
  • 発行日 2016年11月18日(金)
  • ISBN-13 978-4-7581-0158-5
  • 備考 イントロン発見から40年、RNA研究に新展開が見えてきた。スプライシングでmiRNAを生み出し、熱ストレスに呼応する機構から、承認に向かうエクソンスキップ治療薬まで、時はまさしくRNAissance!
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